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いつもと違う部屋

シュ#203は仲井陽と仲井希代子の二人によるアートユニットです。
『#203』はイマジネーションによって現れる部屋であり、アニメーションや演劇から本作りまで、仕切りを取っ払ったような活動をしています。一見野放図ですが、しかし柱は物語で、それにまつわるデザインを壁材として世界を立ち上げています。
基本的には誰でもウェルカムですが、ただ、訪れたとして必ずしも快適であるとは限りません。
空調が効きすぎているかもしれないし、絨毯がフカフカなのも人によっては落ち着かないでしょう。天井には人の顔に見える染みをわざと付けてあるし、蛇口を捻るとゲル状のオリジナル栄養食材ビタミンV(VはビタミンのV)が出てくるし、窓のサッシにはゴハニウム合金というご飯粒を固めた素材が使われています。部屋に入った時からピントもずれていて、右目と左目に映る景色が少しだけ違いますし、飛び出て見える立体視が実物でないとは言っておりません。そもそも全てが現実である保証もありません。
この世には不思議な203号室が沢山あります。だからこそ人は自らの外へ出かけようとするのでしょう。
願わくば、再びドアを開けて戻る日常が、いつもと少し違う風景でありますように。
ケシュ#203
ケシュ#203|ケシュルームニーマルサン
仲井陽と仲井希代子によるアートユニット。早稲田大学卒業後、演劇活動を経て2005年に結成。NHK Eテレ『100分de名著』や同『グレーテルのかまど』などの番組でアニメーションを手掛ける。手描きと切り絵を合わせたようなタッチで、アクションから叙情まで物語性の高い演出が特徴。またテレビドラマの脚本執筆や、架空の町を舞台にした連作短編演劇「タヒノトシーケンス」を立ち上げるなど、活動は多岐に渡る。オリジナルアニメーション『FLOAT TALK』はドイツやオランダ、韓国、セルビアなど、数々の国際アニメーション映画祭においてオフィシャルセレクションとして上映された。
仲井 陽

なかい・みなみ|アニメーション作家・脚本家・劇作家・まれに声の出演

1979年、石川県出身。早稲田大学社会科学部中退。大学在学中に演劇・映画団体である「ケシュ ハモニウム」を旗揚げし、作・演出・監督を務める。2005年、仲井希代子とともにアートユニット「ケシュ#203」を結成。NHK Eテレ『100分de名著』などの番組内アニメーションを担当する。

2016 年にケシュ#203として制作したオリジナル短編アニメーション 『FLOAT TALK』が、オランダ国際アニメーション映画祭、シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭などでオフィシャルセレクションに選出された。

その一方で脚本家としても精力的に活動し、2015年に立ち上げた架空の町が舞台の短編演劇連作「タヒノトシーケンスでは脚本・演出を担当。「日常における異質」や「異世界における日常」を題材とした作品が多く、その特異なシチュエーションの中から普遍的な人間の感情を浮かび上がらせる作風を得意とする。

また、脚本を手掛けた NHK BSプレミアムのドキュメントドラマ『小野田さんと、雪男を探した男 ~鈴木紀夫の冒険と死~』が第44回放送文化基金賞奨励賞・第34回ATP賞奨励賞を受賞。


受賞歴
オランダ国際アニメーション映画祭 2017(オフィシャルセレクション) 『FLOAT TALK』
シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭 2017(パノラマ部門オフィシャルセレクション) 『FLOAT TALK』
アニマニマ国際アニメーション映画祭2017(オフィシャルセレクション) 『FLOAT TALK』
韓国 Indie-Anifest2017(オフィシャルセレクション) 『FLOAT TALK』
第44回放送文化基金賞奨励賞  『小野田さんと、雪男を探した男~鈴木紀夫の冒険と死~』
第34回ATP賞奨励賞  『小野田さんと、雪男を探した男~鈴木紀夫の冒険と死~』
PFFアワード2002 入選  『グレゴリオ』
第三回JCF学生映画祭グランプリ  『鵺譚』
第一回早稲田学生文化賞

自身を説明する5単語  奇想・理屈(屁理屈)・博愛・ブラックユーモア・理想主義/散歩中に聴きたい音楽  電気グルーヴ/今選ぶ人生ベスト5冊  1『大日本天狗党絵詞』(著:黒田硫黄)2『寄生獣』(著:岩明均)3『預言者ピッピ』(著:地下沢中也)4『ミスターヴァーティゴ』(著:ポール・オースター)5『月の部屋で会いましょう』(著:レイ・ヴクサヴィッチ)繰り返し観たい映画  脳内ニューヨーク』(監督:チャーリー・カウフマン)2018年にはまったゲーム  Horizon Zero Dawn』(PS4)

仲井 希代子

なかい・きよこ|アニメーション作家・アートディレクター(DIY精神に基づく)

1982年、東京都出身。早稲田大学在学中に演劇・映画団体であるケシュ ハモニウム」に参加。2005年に仲井陽とアートユニット「ケシュ#203」を結成。

現在は、映像作家としてNHK Eテレ『100分de名著』『グレーテルのかまど』などのTVアニメーションを主に手がける。シンメトリーなレイアウトと切り絵のようなテイストを組み合わせ、情感溢れる匂い立つような世界を描きだす。

その他並行して、グラフィックデザインや、TVキャラクター制作、企業ロゴ制作、ブックデザインなども手掛け、2015年に発足した演劇プロジェクト「タヒノトシーケンス」では、アートプロデュース全般を手掛ける。

2016年に初監督したオリジナル短編アニメーション 『FLOAT TALK』が、オランダ国際アニメーション映画祭、シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭などでオフィシャルセレクションに選出された。


映画祭
オランダ国際アニメーション映画祭 2017(オフィシャルセレクション) 『FLOAT TALK』
シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭 2017(パノラマ部門オフィシャルセレクション) 『FLOAT TALK』
アニマニマ国際アニメーション映画祭2017(オフィシャルセレクション) 『FLOAT TALK』
韓国 Indie-Anifest2017(オフィシャルセレクション) 『FLOAT TALK』

自身を説明する5単語  感性・好奇心・反骨・自意識・クロスオーバー散歩中に聴きたい音楽  Grimes、AYA GLOOMY、小林大吾気が付いたら息を止めてた本2019 『菜食主義者』(著:ハン・ガン)、『声の物語』(著:クリスティーナ・ダルチャー)、『燃えるスカートの少女』(著:エイミー・ベンダー)繰り返し観たいけどしんどい映画 『しわ』(監督:イグナシオ・フェレーラス)愛でたい民藝や道具5選  愛媛県宇和の宝結び、2芦澤和洋のスリップウェア、3上出長右衛門窯の寿福老、4YAECAのガラスやかん、5佐賀尾崎人形カチガラス